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  キッチンカーコラム  キッチンカーグランプリ LEGEND物語vol.4 レッドガウル

2023年10月31日 火曜日

キッチンカーグランプリ LEGEND物語vol.4 レッドガウル

グランプリ獲得再び!

人気・実力を兼ね備えたスター店「レッドガウル」

 

 

現在、東海エリア・関西エリアを中心に開催しているキッチンカーオーナー夢の舞台キッチンカーグランプリ。「レッドガウル」は、常に優勝候補として名を連ねる人気店。2023年9月、第3回キッチンカーグランプリin各務原市民公園(岐阜県各務原市)で3年振りのグランプリを獲得し、その実力を改めて証明しました。

オーナーの藤井さんは、静かな闘志を燃やす人。自身も楽しみながら、成長しながら、さらなる高みを目指して走り続けています。

 

 

2023年9月に開催された第3回キッチンカーグランプリin各務原市民公園でグランプリ獲得。2020年1月・第6回キッチンカーグランプリin花フェスタ記念公園【ビーフ部門】でグランプリを獲得して以来3年振りのグランプリ獲得に笑顔を見せた。

 

 


 

 

Q.キッチンカーを始めたきっかけは何ですか?

 

2011年11月1日、24歳のときに軽バンでスタートしました。

 

それまで営業職として働いていましたが、上司が独立する際に「キッチンカーを使った飲食事業をやってみないか」と誘われて、もともと自分で商売をすることにとても興味があったので、それを機に出資していただき始めました。当時はまだ「キッチンカー」という言葉すら知りませんでしたし、今思えば「若気の至り」だったかもしれません。

 

始めた当初は、丸の内のオフィスでカレー屋として平日のランチタイムのみ営業していました。500円のカレーライスを販売して、1日の売上が最高で3万円ほど。月商が28万円くらいで、アルバイトもしながらのスタートでした。

 

イベントの出店方法をまったく知らなかったのですが、しばらくすると仲間から名駅のマルシェに誘われるようになり平日だけでなく週末にも出店できるようになって。大型のスポーツイベントに出店した際には、それまでの月商と同じ額を1日で売り上げることができたことにびっくりしましたね。

 

今でも、定期的なランチ出店、一期一会のイベント出店、どちらも大切にしています。

 

 

Q.商品のこだわり、お店のこだわり、接客のこだわり等、キッチンカーを営業するうえで大切にしていることを教えてください。

 

やわらかな食感の「炙り牛たたき」は、食べればその旨みが口いっぱいに広がる!

 

日頃から、「レッドガウルでしか味わえない商品を提供していきたい」「自分にしかできない仕事をしたい」と思って営業しています。自分が美味しいと思うものを提供することももちろん大切ですが、それ以上に「お客さまが求めているもの」を届けられるように心がけています。
まだまだ完成形にたどり着いていないと感じているので、これからもよりよい商品づくりを追求していきたいですね。

 

あと、以前は自分の好きなように店づくりをしていましたが、主催者さんの求めるキッチンカーであったり、イベントの雰囲気、お客さんの層などを踏まえたうえで、それにしっかり対応できるようにふたつの店舗パターンを用意しています。ひとつはおしゃれイベント用、もうひとつはスポーツイベント用。タペストリーやポップなどをすべて入れ替え、イベントに合った「レッドガウル」で営業しているのもこだわりです。

 

 

出店場所・イベントの特徴に合わせて「店の見せ方」を変えるのもレッドガウル流。主催者、お客さまに「もっと喜んでもらいたい」という気持ちが、店づくりに表れている。

 

 

Q.藤井さんにとって、キッチンカーグランプリとはどんな存在ですか?

 

日頃から自分がこだわりを持って営業していることが、「自己満足」ではなく、「お客さま」に満足していただけているかを確認できる場所です。
自分で商売をしていて表彰される機会はなかなかないので、それも含めて出店がすごく楽しみなイベントですね。

 

 

Q.キッチンカー業界にとって、キッチンカーグランプリとはどんな存在だと感じますか? また、求める姿があればお聞かせください。

 

キッチンカーグランプリは、売上だけでなく、投票によって「お客さまの満足度」が明確になるとても良い機会です。店づくりや商品が、自分では「これで良い」と思っていても、お客さんからはそう思われていないかもしれない、ズレているかもしれない。自分では気付けない部分を客観的に知ることができる機会なので、それを生かして自分のお店をさらに成長させることができます。

 

一つひとつのキッチンカーがそれぞれのオリジナリティを発揮して唯一無二の存在を追求していけば、これからさらにキッチンカーグランプリは面白いイベントになっていくと思いますし、ぜひそうなってほしいですね。 

 

 

2020年1月にグランプリ初獲得。ここからさらに、商品、店づくりを進化させてきた。

2023年3月に開催された第1回キッチンカーグランプリin養老公園では3位入賞。オーナー藤井さんが不在でも、その想いはしっかりスタッフに伝わっている。

 

 

Q.多数入賞している理由は何だと感じますか?

 

キッチンカーグランプリで入賞するには、「他では食べたことがないもの」で、お客さんに感動を与えることが必要だと感じています。レッドガウルがこれまで何度も入賞できているのは、商品にも仕込みにも妥協することなく、「レッドガウルでしか食べたことがない商品」を提供できているのが理由かな?と思っています。

 

 

Q.グランプリを受賞されたときのお気持ち・感想を聞かせてください。

 

2020年にグランプリを受賞させていただき、そこから3年グランプリを受賞できずにいたので、いつも頑張って声がけしてくれていた妹たち、仕込みや準備をしてくれた従業員の努力も報われたと思い、ホッとしたのが本音です。
また、岐阜で開催されるキッチンカーグランプリには必ず両親が最終日に来ますので、この歳になって良いところが見せられて嬉しかったですね。

 

 

Q.これからキッチンカーを始める方にメッセージをお願いします。

 

以前と比べて今はイベントもたくさん増えてきて、出店できる機会がとても多くなってきました。出店機会が増えたとはいえ、その分、その日までいろいろと準備してくださっている主催者さん、その土地を貸してくださっている方がいるということを自覚して、謙虚な気持ちを持って気持ちよく営業していただければと思います。

 

さらに言えば、キッチンカーは営業許可と出店できる場所やイベントがあれば全国どこでも回れる楽しい仕事だと思います。せっかくなので、慣れた土地だけで営業するのではなく、県外や大きいイベントにどんどん出て、他のキッチンカーの良いところを真似していけば良い店づくりができると思うので、たくさん吸収してたくさん成長して、たくさん楽しんでください!

 

 

Q.これからキッチンカーグランプリに出場されるキッチンカーオーナーの皆さまにメッセージをお願いします。

 

キッチンカーグランプリは、自分のキッチンカーがお客さまに魅力的に見えているのか、「買いたい」と思ってもらえるキッチンカーなのかということが可視化できるとても良い機会だと思います。遠方で開催されるときにも、自分を試す場としてどんどん出店してみてください!
いろいろな他店舗のキッチンカーを見るのもすごく楽しいですよ。

 

 

Q.今後の野望、夢をお聞かせください。

 

来年にはキッチンカーをもう一台増やして4台を稼働させ、より多彩なイベントに出店できる環境を整えていきたいと思います。また、北海道から九州まで広くさまざまなイベントにも挑戦していきたいですし、大きなイベントにもどんどん挑戦していきたいですね。

固定店舗にもすごく興味があるので、2年以内にはテイクアウト専門店を立ち上げたいと思っています!

 

 

妹さんたちと一致団結して勝ち取ったグランプリ。これからの活躍にも目が離せない。

 

 

 

 

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